第3のビール
今日はひたすら眠かった。
月曜日だし雨が降っているし。
一瞬、スリッパの厚みについて論じる夢をみた。
わたしは、厚底の方が足が疲れなくていい、と当たり前の事を言っていた。
本麒麟の新しいやつ?がたまたま手に入った。
WBCで本麒麟がめっちゃくちゃ売れているという特集があって以来、CMで見るたびにずっと気になっていた。
ちなみにわたしは遺伝的にアルコール分解酵素を持たないので、注射の消毒でも肌が赤くなるし、飲み会でもよほどのことがないと酒を飲まない。
よほど薄いカクテルでもない限り美味しいと思わないし、楽しくもならず即気持ち悪くなるばかりで、ビールなんてもってのほかだ。
しかし本麒麟の最初の二口は、まあまあ美味しかった。
これは僥倖だが、当然それは飲み物としてではなく、アルコールが入ってるにしてはやりますね、のレベルだ。
以前、「ビールを美味しく感じるには、疲れ果てて喉がカラカラの時に飲むといい」と言われたことがある。
まさにその状態だったのだろう。
その状態だったのだ。
そのあと10口くらい飲んだところで通常通りマズさがカンストしたのでやめたが、空腹時の飲酒で一気に酔いが回り、命の危機を感じるほどの頻脈になり、気持ち悪くなってトイレに駆け込んだ。
少し落ち着いてから寝るというよりは気絶という感じで横になり、今に至る。
一瞬見えた美味しいビールへの道は地雷原だったようだ。