家への愛着
引越してから2週間が経った。
初めは「家に帰る」という行為に対して、穏やかな感覚がなかなか芽生えず、旅行先で連泊するホテルに帰るような、避難基地のような心持ちでいた。
たぶん、これはソトで嫌なことがあったりして、相対的に家の安全性が上がることでウチに愛着が生まれるやつだな、と思って待っていた。
4日目くらいで渋谷でありえないくらいの迷子になり撹乱され、大変な目に遭ったのでだいぶ家の居心地の良さが上がった。
目の前に見えているヒカリエになぜか辿りつかないという珍現象だったな。
まだ人の多さに慣れなくて、東京という土地を考えれば全然大したことのない規模の人の流れでも、「オヤこっちに風が流れているぞ!」とついていってしまう。
街歩き、難しいな〜。
あと家に対する親近感は、匂いにもかなり関連している。
初めは知らん家の匂いだったのが、アロマディフューザーやルームミストや香水や柔軟剤で自分ナイズドされていくにつれ、安心感が芽生える。
順調に引越しTIPSを得ていっているぞ。