500文字くらいの日記

話も文章も長くなるので短くまとめる訓練をしたい

言の葉の庭をみた

野球を観に行ったり、進撃の巨人の新刊を読んだり、「127時間」「言の葉の庭」を見たり、サッカーを観たり、メルカリにもう応援しなくなったアイドルグッズを出品したり、している。

何かを見たり聞いたりしたらちゃんとそれを言語化せねばと思っている。


言の葉の庭は、心配になるくらい自分の内面を出さなかった主人公が、最後の最後に振られて取り乱し他者を傷つけようとした。

その取り返しのつかなさと、起きている事に対するこのわたしの無力感が焦燥感へと繋がり、ごく短いシーンなのに長く感じられた。


一旦は「先生だから」と告白を断ることで、雪野先生が、自分の意に染まないことでも役割として全うできる「ちゃんとした」大人だということが描かれていてよかった。

もちろんそれまでにも、仕事を辞めてからも朝きちんと起きて身支度を整えて駅まで行く、という彼女の理性的な部分が描かれているが、あのシーンが無かったら低きに流れる性格なのか、本当に恋に落ちているのか、観ている方はどちらなのかわかりにくい。

一度振る、それによって後のシーンに説得力が出る。


世の中のつらい思いをしている人がみんなこういう風にして救われていったらなあ、と思った。

眠れない日

今日は晩御飯を食べてから早々に寝てしまって、こんな時間に目が覚めた。

夜中にぼんやりとした頭で起きているとあまり良くない考えが何度も何度もリピートされて擦り減る。

脳が過剰に働いている感じがする。

いつもならYouTubeで好きな人の動画を見てそれだけに集中することで、かなり頭が休まるのだが、今はネット環境がないのでそういうことも出来ない。

仕方なく起き上がって顔を洗ったり補水したりする。


先日平成たぬき合戦ぽんぽこを初めて観た。

たぬき達がまじめに変化を頑張れば頑張るほど、その努力が無駄になることが分かっているので悲しくなった。

あと最後にたぬきが視聴者に向かって語りかけるシーンがあって、急に登場人物の意識のベクトルが画面を超えてきたのですごく怖かった。

それは火垂るの墓と同じ演出で、勲…!やはり岡田斗司夫は正しかったのだ、と思った。

言語化が上手くなりたい

今日はパートがお休みだったのでお友達とランチをした。

パートは生活に張り合いを出すために行っているのであって全てを捧げているわけではないので、余暇の充実は意識的にやっていかなければいけない。

近況報告をして他愛もない話をして次に会う約束をして別れた。

短い時間なのに沢山の生活の話を聞けて愉快だった。

夫との喧嘩とか、寝具を何にするかとか、魚の焼き方とか、ゲームとか。

人間の相性はそういう何でもないような部分が合うかどうかで決まるように思う。


帰ってから近所の公園をランニングした。

ぶら下がり足上げをやったが思っていた以上にきつく、でもそれを言語化出来ないのが悔しかった。

1つ言われたら3つ返すくらいのおしゃべりになりたい。

湘南の誤審

新しい仕事でうっかりミスが続いていて、怒られないのが逆に申し訳なく、どんよりとした気持ちで帰宅した。

帰ったら夫が一人だけ弁当を買って食べていたので、お腹がすいていたこともありかなり取り乱した。

ゴネにゴネて食事の途中の夫に一緒にコンビニまでついてきてもらう。

神様のように優しい人間だ。


ご飯を食べて落ち着いたら、ネットが世紀の大誤審で賑わっていた。

浦和対湘南のサッカーの試合での、明らかに入っていたゴールのノーゴール判定だった。


スポーツ配信サービスのDAZNには、週に一度、Jリーグの試合の中で疑義のあったジャッジについて有識者が議論をする番組がある。

何故そのような番組が生まれ、また人気なのかというと、それだけみんながサッカーの判定について不満や疑問を抱いていたからで、つまりそれくらい繊細なものなのだ、サッカーの審判というものは。

今回は誰が見てもわかる誤審だったが、本来審判は一度に複数の対象に注目していなければならない。

やはり人間には限界がある。

沢山の偉い人が観ていた試合だけあって、ゴールラインテクノロジー、VARの本格的な導入に拍車がかかりそうだった。

何もうまくいかない日

今日は3か月半ぶりの何をやってもうまくいかない日だった。

市役所に3つの目的で行けば「ここでの手続きは不要です」「その書類は既にお渡ししています」「必要書類が足りません」とすべての窓口で見事に空振りした。

初対面でもわりとタメ口をきかれるタイプなので、市役所でもフランクに対応される。

早まりすぎて書類が届く前に来たこちらに非があるし、でもすぐに手続きしてと言われたから来たのだし、待ち人数に見合わない長い時間待たされてタメ口で応対されて、ワッと頭に血がのぼった。

いつもならヘラヘラしてすみませんと言って帰るが、険しい顔で「また来ないといけないってことですか」と余計な言葉をぶつける。

カウンターの向こうのサブカル女のタメ口が引っ込む。

郵送で手続きできるという用紙を貰って帰った。


どうしてこんなにイライラするんだと思ったら、貧血なのだった。

お腹を下したような痛みも出てきて、早々に帰宅した。

お腹が空いているはずの時間なのに食欲がなく、飲むヨーグルトだけ流し込んで横になると気絶するように寝た。

たまにある何もうまくいかない日が、仕事のない日で良かった。

生命力を溢れさせたい

ゴールデンウィークが終わった。

友達に会ったり帰省したり、なかなか精力的に活動した。

新しい職場でパートとして働き始めている。

このブログを書き始めた時にやっとハロワに行き始めたくらいで、それから試験を受けて学校に通って、こうして就職している。五カ月あっという間だった。


学校ではポジティブな人に囲まれていたので、わたしもつられてポジティブになった。

元気で明るい人が周りにいると自分も元気な人の振る舞いができるようになる。


休みの間にお友達の家に行ってご飯を一緒に作った。

てきぱきと動き、労を労とも思わずこなしていく様、ちょっと上手くいかなくても「そういうもの」と気に病まずに目的を果たす姿、どれもとても素晴らしく、わたしも家事をする時にその人のことを思い出しながら動いている。

面倒なことがあっても、それすらも楽しみながら生きている人は、とてもエネルギーに溢れていてちょっとのことでは死なないだろうなという気がする。

わたしもそういう人になりたい。

婦人科に行った

久しぶりに婦人科に行った。

生理が2回も飛んでいて、かといって妊娠する心当たりもない。

結果としては多嚢胞性卵巣症候群という、端的にいって排卵がしにくい病態らしかった。

そのせいでにきびができたり、太ったりしているらしい。

超音波検査をした結果、あと数日で片方の卵巣から自然と排卵が起こりそう、とのこと。

生理がこれだけ遅れたということは、両方の卵巣が多嚢胞性なんちゃらではある、しかし少なくとも片方はまあゆっくりだけどきちんと排卵は起こっている、ということだそうだ。

自分の体のことだが「らしい」とか「だそうだ」としか説明できない。

とにかく心配しなくて良さそうなのでほっとした。


ヤーズで生理を起こしますか、と言われたがそれはつまり排卵を止めるということで、ちょっと考えてなんとなくやめておいた。

子供がすぐ欲しいわけではないが、今のうちにこの不定期な状態に慣れておいた方が良いのではと思った。

つまりは何もしない。


帰宅してから調べてみると、治療が必要だとか糖尿病とかガンになる確率がとか色々出てくるが、ネットには全てがあって全てがないので斜め読みをしてやめた。

子供は普通に産めるし原因は分からない、治療の必要も特にない、と言ったハゲで愛想のいいオッサンを信用しよう。

医者でもない顔も知らない他人の言葉よりも、自分で選んだ人間の治療方針の方がよっぽど信頼に足る。

基礎体温を測り続けることと規則正しい生活に努めることだけ掲げてやっていこうと思う。