500文字くらいの日記

話も文章も長くなるので短くまとめる訓練をしたい

2020-01-01から1年間の記事一覧

子供は見つめることの危険性を知らない

子供って人のことをよく見るよなぁ。低学年くらいまでの子供は、ほんとうによく人を見ている。この時の「見ている」は、「観察し読み取っている」とかじゃなくて、ただの「見ている」。成長すると、「見る」という行為は「それ以上近づかないでください」の…

配偶者の愚痴を娘に言い合うタイプの親

小野ほりでいさんのnote「母を悪くいう父、父を悪くいう母」を読んだ。 普段noteを購入することはないが、タイトルに心当たりがありすぎた。小野ほりでいに言語化してもらえるなら100円はぜんぜん安い。 わたしは父親に溺愛されて育った。 父はちゃらんぽら…

駅前で大演説をされて被害者ぶるな

駅前で募金を募っている人がいる。今日久しぶりに電車に乗ったら、駅の正面で朗々と演説をしている若い男の子がいた。大学生くらいだろうか。よくあるひととおりの募金活動とはちがい、選挙演説と同じくらいの熱意で「犬ちゃんや猫ちゃん」のために募金を、…

手作りの話

最近手芸をしていない。 5年くらい前は、心がとてもつらい時期だった。 手を動かして何かしらの成果物を生み出すと気持ちが楽になるらしいと聞き、幼稚園のように季節の飾りを折り紙やらフェルトやらで作っていた。 夜中に思い立って、ひたすらちまちまと作…

ニーチェの愛のフィルター

快活な友人のことをよく考える。 多少の困難は「そういうもの」とやんわり受け止めて、ずんずんと目的を果たしていく力強さがあって、すごく好きだ。 その友人が妊娠したと聞いて、母親になるにはやはりこういう人間がふさわしいな、と深く深く、みぞおちの…

夫の急病の話

前回書いたのはいつだったか。この世の中、外に出ることもないので何も起こらず、書くことないな…と思っていたが、いや書くことが無いことなんてないはずよ、いう気持ちもあり、そうしているうちに書くような出来事があった。ある日起きたら、夫が布団の上に…

「鬼滅の刃」の説得力

昨日から「鬼滅の刃」をみている。前情報のハードルが高すぎて、これが楽しめなかったらわたしの人生における娯楽の可能性が狭まりそうで避けていた。実際には、まー面白かった。まずアクションアニメで凄く動きが多いのに超美麗映像。そして、おそらく原作…

ハンズリガード

ハンズリガードという言葉がある。赤ちゃんが初めて自分の手を自分の意思で動かせるものだと認識するというものだ。ということは、ハンズリガードまでと、それからしばらくは、赤ちゃんは自分と他者の区別が付いていないということだろうか。あんなに至近距…

家への愛着

引越してから2週間が経った。初めは「家に帰る」という行為に対して、穏やかな感覚がなかなか芽生えず、旅行先で連泊するホテルに帰るような、避難基地のような心持ちでいた。たぶん、これはソトで嫌なことがあったりして、相対的に家の安全性が上がることで…

人間1人は白熱球1つ分

図書館で「お店の解剖図鑑」という本を借りてきた。ファーストフード、創作和風料理屋、カフェなどの建築・インテリアにおけるあるあるが詰め込まれていて、しかもその視点が、作り手からの目線のはずが少し皮肉めいていて笑ってしまった。温度管理について…

「僕だけがいない街」

「僕だけがいない街」のアニメを全部みた。ここ一年くらい、フィクションにおける道徳・倫理的な「語り」が、右から左とすり抜けていくばかりで染みてこず、スキップばかりしていた。映画とか創作物においてスキップするって本当やっちゃいけない御法度なの…

収納

引越しの荷解きは終わったが、今後もっと楽にやりたいなという気持ちを再確認した。例えばキッチンの収納ひとつとっても、ストックしている乾物をでかいかごに入れているが、それだと入る段ボールが限られるし、蓋がないので上にあまり不用意なものは入れら…

引越し

昨日は引っ越しの荷物の積み込みだった。4日くらい準備に充てられたので、2日はダラダラして、2日でセイヤっと荷物をまとめた。無計画なので、捨てるはずの瓶とかペットボトルが捨てられておらず、普通に何箱か埋まった。あとでかいクッションだけで一箱消費…

「バビロン」をみた

アニメ「バビロン」をみた。アマプラには今のところ11話までしか公開されていないので、そこまで。自殺する自由を法的に認める、自殺法の是非を問うていくアニメだ。最初は革命家によって打ち立てられた突拍子もない法律が、次第に世界へと広まっていく。自…

胃カメラ

人間ドックに行った。何が恐ろしいか?胃カメラである。胃の中を見たいな、そうだ、食道からほっそい管を入れてちっさいカメラで撮影すればよくね?と考えた奴は幼少期に頭を強めに打ったのか?しかもいうて管そんなに細くないし。タバコくらいあった。前処…

感情と状況を切り離す

年末くらいからずっと忙しく、大した消費もせず生きている。忙しいから消費ができないというのは甘えだな、Amazonでいくらでも買い物はできるし。物欲が刺激されるほどの情報に触れられていないと思ったが、これも甘えかな…。あれも欲しいこれも欲しいがカン…

先輩の病欠

今日、先輩が病欠した。先輩が居ないという不安と、先輩の穴を、この新人のわたしが埋められるのだ、という承認欲求の充足とで、プラマイプラくらいになった。なんと浅ましい人間だろうか。そういう人間が一番嫌いだったのに、自分がそれになってやがるな。…

心が行ったり来たりする

転居先も決まって、パートはあと1週間で勤務が終わる。仕事を辞められるのは嬉しいが、職場環境が良かったので、この先これ以上の場所で働けるのか?という不安もある。しばらく夫の給料だけで生活していくのも不安だ。東京に住めるのは楽しみだが、土地勘も…

言葉が溢れるようになりたい

腰回りがだる重く体が悲鳴を上げている。こんな時は何も考えたくないと思うが、こんな時こそ言語化しておいた方が良いような気がしている。自分の考えを言葉にするのが苦手で、というか大体何も考えていない。たくさん本を読めば、自分の中に言葉が溜まって…

連勤術師

午前中、忙し過ぎてかなりでかめのため息連発して悪かったな… どんな時も飄々と仕事したいよ— すみやま (@primula744) 2020年1月8日朝目が覚めたとき、「今日は休みだよね!?」と体がやんややんや言ってきましたが、仕事だったのでした。なぜ体が休みだと認…

選ばなかった未来

帰り道にいつものバスを降りて、走り去る「3」のバスの後ろ姿を見ながら、「あのままバスに乗っていたら、今頃あの辺りにいるんだな」と何となく立ちつくしたまま思った。バスはどんどん離れていって、乱視のわたしにはどれがどのテールランプだか、あっとい…