人間1人は白熱球1つ分
図書館で「お店の解剖図鑑」という本を借りてきた。
ファーストフード、創作和風料理屋、カフェなどの建築・インテリアにおけるあるあるが詰め込まれていて、しかもその視点が、作り手からの目線のはずが少し皮肉めいていて笑ってしまった。
温度管理についての章で、「人間1人がいると白熱球1つくらいの熱を発する」という言葉があり、
夫が風呂に入る時、たいへんに寒がって脱衣所の洗面台の電気をつけて、なけなしの暖を取っているのを思い出した。
そんなにあったかくならんでしょうが、と思っていたけど、人が3人いるのと同じくらい温まっているんだな。
そして夫が部屋に居る時も(白熱球1つ分…)と考えるようになった。
「まるで太陽のような人だ」というようにただ例えるのでなく、現実として人が発するエネルギーが電気に対応しているというのが、より実際を伴っているという感じがしてよい。