元同僚に会った
パソコンを開かないとなかなかスマホの小さい画面で文章を書く気にならない。
年末は夫の地元に帰って同僚に会ったりした。
あの人が辞めたとか亡くなったとか、異動したとか付き合ったとか。
共通の知り合いについて話すと、自分とは異なった見方を知ることができて考えに立体感が出るような気がする。
人の悪口を言わない素晴らしい同僚なので陽だまりの中にいるかのような穏やかな気持ちになった。
そのあと、一人で夜勤をしている同僚に会いに真夜中に職場に行くと、掲示物が変わったり微妙にインテリアが変わっているところがあった。
変わらないところよりも変わったところに目が行くというのは、それだけまだ自分の意識がこの空間に残っているということだ。
もともとわたしの中には倫理観がないので、ノーモラルな冗談を言う同僚と話すとゲラゲラ笑ってしまう。
モラルの規範の中で色んなことを気にしながらだと面白いことなんて言えなくないですか、と思う。
想像力がないので、多分もう二度と会わないであろう人とも全然なんとでも無いようにさよならを言ってしまう。